発達障害家族

ドラマ「僕の大好きな妻!」を観て、自分のことや家族のことを振り返ります。

発達障害者の子ども時代。

お題「気になる番組」

こんにちは、愛され妻です。

更新が遅くなりましたが、

「僕の大好きな妻!」第三話を先程観終えました!

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なかなかディープな内容。

こんなお母さん嫌だ、と思ってしまいました……。

親から、家族からどう育てられたか。

まずは私の場合をお話します。

 

私は三姉妹の末っ子として生まれました。

父はエリートサラリーマン、

母は趣味に生きる専業主婦。

 

実家であった辛いことなどを私のかかりつけの

発達障害の専門医に話したら、両親ともに

発達障害だろうと断言されました。

父はマイルールを押し付けて来る俺様タイプ。

母はおっちょこちょいで

言うことがコロコロ変わるし悲劇の女タイプ。

愛されてはいたんだけど、

なかなか辛い環境でした。

 

父は仕事に時間を取られていたので、

あまり育児には参加してませんでした。

母は私たち三姉妹を差別して育てました。

長女には圧力をかけて躾を優先、

次女は意志が強い分合わないからと冷遇をし、

三女の私は何しても可愛がる。

これで不仲な三姉妹の出来上がりです。

 

次女の姉から私は苛め抜かれました。

 

ドラマの主人公の知花ちゃんは長女なはず。

(漫画では弟がいる設定です)

母親から躾優先で圧力を掛けられたんでしょうね。

ずーっと見られて、少しの失敗でも騒がれるのは

本当に苦痛ですよね。

お気持ちお察しします、な感じで観てました。

私の母も過干渉・過保護でしたので。

 

発達障害の特性は良いように捉えられることは

あまりないです。

過集中だって、集中して何かを成し遂げるなんて

素晴らしい!みたいな内容じゃなくて、

自分を追い詰めるまで集中し続ける特性だし、

注意欠如や多動性なんかは怒られる特性です。

 

それらの特性だけに目がいって、直さなきゃ!

なんとかしてあげなきゃ!ってなられるのは

かなりの迷惑だと思います。

生まれつきのもので、お薬で緩和はされるけど

私たちにとってはこれが普通だから。

 

私は親から特性による失敗は笑われて育ちました。

可愛がられていたので、いい意味で笑われて。

でも、失敗したらとりあえず笑い話にしちゃう癖は

私の自尊心をズタズタにしてしまいました。

ADHDの診断を出された時、かかりつけの専門医は

私に「まずは自信を持てるようにしましょう」と

処方薬を出してくれました。

 

育てるって難しい。

今私はグレーゾーンの一人息子を育てていますが、

愛息子の失敗を笑い飛ばしてあげる時もあります。

でもたまに「笑ってごめん」と謝る時もあります。

 

もう私は笑うのが癖になっているんです。

でも愛息子の自尊心まで

ズタズタにしたくはありません。

 

ちょっと記事もディープになりました。

目がうるっとしていますので、

この辺でやめておきます。

ではまた。

 

by愛され妻

#発達障害 #僕の妻は発達障害 #僕の大好きな妻 #ASD #ADHD #DCD